2020 年 12 月 22 日（火）に開催されましたコンポジットハイウェイコンベンション2020において、カジレーネは株式会社三ッ星（大阪府大阪市）（※1）とコンポジットハイウェイ・アワード2020（※2）に件名「炭素繊維ワイヤー線芯による軽量・高強力・フレキシブルな電源ケーブル」を共同出願し、同アワードの製品・評価技術部門のグランプリを受賞致しました。
https://www.chubu.meti.go.jp/c32automobile/201225/index.html
本製品は従来の炭素繊維の概念を覆した、しなやかでありながら鉄製ワイヤーより優れた強さを持つ“炭素繊維ワイヤー”をカジレーネが開発し、株式会社三ッ星が炭素繊維ワイヤーを線芯とした電源ケーブルとして加工したものです。この電源ケーブルは軽さ・強さ・しなやかさ・止水性を併せ持った、全く新しい電源ケーブルとすることができました。
カジレーネでは本グランプリ受賞を起点とし、同製品の拡販及び更なるイノベーションにこれからも努めて参る次第です。この場をお借りして、株式会社三ッ星様をはじめとして技術確立にご協力頂きました皆様に深くお礼申し上げます。
※1 株式会社三ッ星について
創業100年を超える企業で、産業の第一線で活躍するケーブル、樹脂成形品の開発・製造に取り組み業界のトップレベルの企業として産業の現場を支えています。
また、日本、フィリピンに生産拠点を持ち海外展開を積極的に進めています。さらに、次世代のイノベーションに向けて2020年に滋賀工場内に技術開発センターを新設し、同センターを核としてハイクオリティな製品開発に取り組んでいます。
※2 コンポジットハイウェイ・アワードについて
コンポジットハイウェイコンソーシアムでは、中堅・中小企業のＣＦＲＰに関する技術・製品のうち、国内サプライチェーンの構築につながるものとして、ユーザー企業等からの評価が高い優れた技術・製品を表彰する「コンポジットハイウェイ・アワード」を2017年度より行っています。
今年度は「コンポジットハイウェイ・アワード2020」として、今年7月から企業の技術・製品の募集を開始し、自動車メーカーや住宅メーカーなどＣＦＲＰのユーザー企業や研究開発拠点を有する大学による審査を行い、受賞企業を決定しました。
（中部経済産業局HPより引用）
